遊備忘録

ここで泥を吐き出すことによって日常生活を保つことができます

ときめきを買う。

 

 

先月、念願の香水を買った

 

 

woodベースの香りを探して探して

 

それはもう迷った

 

嗅覚って視覚よりも判断が難しく、記憶にも残らないから。

 

 

 

ブランドのコンセプトや背景も気に入り、ようやく決めたのが

 

 

ラボラトリオ・オルファティーボのVETYVERSO

 

 

 

香りってより個人のパーソナリティを表現するものだと思うから、

 

選ぶ時は慎重に選ぼうと思っていた

 

 

3つで迷いに迷い、最後は直感に任せた

 

結果大正解

 

 

実物を嗅いで、注文はネットで行った

 

 

まだかまだかと首を長くして待ち、ようやくご対面。

 

 

開けた時のときめきと言ったらそれはもう

 

 

 

 

パッケージから溜息が出るほど美しく、久しぶりに胸がギュンっと鷲掴みされた

 

 

 

この感覚はいつぶりだろう

 

小学生の時はしょっちゅうこの感覚に出逢えていたのに

 

歳を重ねるほど少なくなってしまった

 

それによってより貴重に思えるのだろう

 

 

 

箱を開けると金色の色紙の下に香水が輝く

 

無駄なぎらつきではなく、上品で重みを持った光

 

 

何度見ても胸が躍る

 

肝心の中身は

ジェンダーレスな印象でスパイシーなんだけれど柔らかいシダーウッドベースの香り

 

 

プッシュした時の噴射の勢いも柔らかく、さすが良い物は違う

 

 

つけるのが勿体無いほど。

 

 

たまらなく良い買い物をした

 

 

 

しかし注意しなければならないのが

 

香りは曖昧であるのに反して好き嫌いがものすごくはっきりと分かれる点である

 

 

他者にとって快か不快かの2択

 

 

特にwoody typeは好き嫌いがはっきり分かれる為、より慎重につけなければ。

 

 

 

けど香りを嗅ぐたびに幸福感を感じられるってすごくないか?普通に考えて

 

 

非常に価値のある買い物ができて嬉しい

 

 

毎回こういう買い物の仕方が出来るようになろう、と思えた経験でした