遊備忘録

ここで泥を吐き出すことによって日常生活を保つことができます

忘却

 

怒涛の2週間が終わった

 

そんなに忙しくなる予定ではなかったのにどんどん予定が埋まっていって気づけば雪だるま状態に

 

得たものは走り切ったという満足感と寝ても取れないじっとりとした疲労

 

目まぐるしく1日が終わり、脳みそを動かす感覚は一切なかった

 

良いか悪いか分からないがおかげで病む時間は1秒たりともなかった

 

 

けれど何か考えて行動しないといけないという焦燥感に駆られながら毎日を過ごすのは気持ちの良いものではなかった

 

 

まず順に思い出しながらこの二週間を整理していこうと思う

 

 

まず大きなこととしては久しぶりに母親に怒られた

 

 

久しぶりだな、と今となっては冷静に思えるが結構私も激しい感情に一瞬襲われた

 

 

内容としては、毎日会話がなさすぎるとのこと

 

そんなこと?と思ってしまうがこれはきっと価値観の違いだろう

 

 

私は家であまり会話をしない方だ

 

特に忙しくなるとなおさら目も合わすことが出来ない

 

 

話すという行為はエネルギーが必要だと常々思う

 

目を合わすことだって、普段意識していないが体力を消耗する

 

だからこそ心身どちらかが弱っている場合、自己防衛として2つが出来ない

 

なるべく省エネでいたい

 

 

しかし母親の立場としては毎日何しているか分からず、夜もすぐに部屋に戻る娘の姿に心配してくれたのだと思う

 

その我慢に限界を迎えたらしい

 

 

私なりに色々言い分があり、それは違うだろうということまで伝えられ悲しみと怒りが押し寄せた

 

 

けれど確かに言わなければ分からないこともある

 

わかってくれていると勝手に勘違いするのは傲慢なのだろう

 

 

なるべく安心させてあげよう、と思った

 

 

 

そしてしばらくして、同じようなことを違う人にも言われた

 

 

私がおかしいのか?

自分が何をして何をするかなんて言いたくないと思ってしまうのは私だけなのだろうか

 

こちとら生きるのに必死なのに、

 

 

ほっといてよ、と言いたくなるのを抑えてひたすら謝っていた

 

 

「ごめん」の重みがもはや0に近くなっている、と謝りながら思った

 

 

 

人間関係って難しい

 

どれだけ自分を相手に合わすかのバランスだって何が正解か分からなくなる

 

自分の意思が薄まって透明になるまで相手に染まるのは良くないと思うけれど

 

相手のことまで考えて行動するという責任感も持ち合わせていたい

 

難しいけれどきっとこの葛藤は無駄じゃないということは分かる

 

 

もうすぐ一年が終わる

 

来年の私はどんな姿になっているのだろうか