私のバイクはギアが4段階しかない
だから4は使わないようにしていた
最後のギアは何故か自分の中で残しておく癖があった
だから多少エンジンが唸っていても
無理をさせて3で走る
特に深い意味があるわけでもない、もはや無意識の範疇だ
今日の朝
ネイルをやめ、伸ばしていた爪を切った
そしていつも通りの道で
4に切り替えて走った
加速し切ったところでクラッチを握り、ギアを変える
バイクが楽に走れているのを感じた
そして今までの勝手な「Maxは取っておく」という自分ルールの馬鹿らしさに今更気がついた
事故を起こした時に4だったという事実が無意識のストッパーにもなっていたのはあるだろう
直感は大事にする。
けれど自分の非効率的な「なんとなく」は意識的に立ち止まらなければならないなあと感じた
余裕を持つことと体力を温存することはつい同じにしてしまいがちだけれど、後者を前者として履き違えないようにしたい
年々自分なりのルールが形成されていき
自分のテリトリー内の動き方は上手くなった
それによって昔よりも挑戦を恐れるようになっている気がする
捨て身だった今までよりも守るものが増えた
(と思ったがそれは本当に守るべきものなのか疑問に思う。そう言い換えているだけで実はただのプライドだけで中身は空だったりして)
失敗する事が怖い
けれど挑戦しないという選択肢は自分の中で作りたくない
まずはやってみて考えるほうが私には合っている
踏み出すのが怖くてそのことについて考え続ける方が精神衛生に悪い
そして意外と動いてみるとこんなもんか、とけろっとしている
それを分かってもなお動けないときはきっとタイミングの問題
全てはご縁
一つ言えることは何かに向かって動いている自分が好きだ
止まっていても自分のことが好き、と言いたいところだが足踏みしている自分は好きになれない
去年は沢山挑戦出来た
今年は去年よりも挑戦の年にしよう。