ちょうど三年前の今頃、自分の感情を書き留めるようになった
その時の文章から、人生を辞めようかと本気で悩んでいたことを思い出す
忘れられなかった出来事も気づけば薄くなっていく
生きててよかったよ、なんて無責任にはまだ言えないけれど
生きるのは上手くなるよと伝えたい
新幹線の窓から見る景色が好きで、乗る時は必ずE席を選ぶ
先日初めて新幹線での雨を体験した
窓についた水滴が真横に流れていく映像が心に残った
出発地点は晴れていたが、途中で15分ほど雨の地域を通った
軽率ながら
人生と一緒か
なんて一人で思って笑ってしまった
自分でも稚拙な感想で赤面した
(もし誰かに見られていたらホラーだっただろう)
雲が開けた景色は神々しいほど美しかった
まあ実際人生そんなもんなんだよな〜
痛みはただじっと耐えれば過ぎ去ってくれるはず
そうやって気づけば本当は声を上げて泣きたいのに泣き方を忘れ
感情もわからないまま目から水がただ流れる
所詮悲しみを乗り越えるのは本人だし、周りがどうこうできるものでもないという信念のもと生きてはいるけれど
そばにいるとどうしてもどうにかしてあげられないのだろうかというエゴが働く
自分が辛い時の乗り越え方は上達してきたんだけれど、未だに誰かの支えになるのは難しい
私が泣いている時、必ずなつ(犬)は舐めてくれる
わかっているのかわかっていないのかもわからないけれど、
いつも冷たいのに、と思いながら必死に舐めてくれる姿に救われる
先日、これが慰め方の正解かと学んだ
(人間バージョン難しいけれど)
いつも自分は孤独だと(精神的にね)
頼れるのは自分だけだと
誰も理解してくれないと
期待するのは自分が悪いんだと
それもきっと間違いではないだろう
けどもっと大正解ってあるのかな、なんて
まだまだ期待して生きていっちゃうんだろうな