遊備忘録

ここで泥を吐き出すことによって日常生活を保つことができます

渇き

また今日も1日が溶けていく

 

毎日全力でやり切ったという気持ちと

何か「このままでいいのか」という焦り

 

なぜだ

 

 

やり直せたとしても反省点が見つからないほど頑張っていると思えるのに

 

何が私の心で燻っているのかがわからない

 

満足感と引き換えに

何かを失っているように思える

 

 

何なんだ

 

 

私には何が足りない

私には何か足りない

 

 

以前

 

「人生において何を得たら満足するか」

 

と聞かれた

 

 

 

私は

「満足しない。

私は満足していないことに

満足しているのだと思う。

 

何かを得れば

またさらに上の目標を達成する為に生きる」

と答えた

 

 

死ぬまで私は満足できないのだ

 

 

しかし、それで本当にそれでいいのだろうか

 

 

飢えを持ったまま生きるのが

本当に私にとって幸せな事なのだろうか

 

 

成長が止まることは

私にとって死を意味するようなものだ

 

 

しかしそこに満足が伴うことはできないのか

 

 

 

満ち足りた感覚が欲しい

 

このままでいいのだという安心感が欲しい

 

 

そんなものは幻想なのだろうか

 

自分に不満はない

 

 

だが、何かが足りないのだ

 

 

 

そうやって飢えながら、

 

"それ"を活力にして

 

明日も生きていく