遊備忘録

ここで泥を吐き出すことによって日常生活を保つことができます

退職

 

 

日時:2024/03/01 10:55

天気:久々に気持ち良いくらいの快晴

 

 

 

今日、退職する。

 

待ちに待った退職。

 

何度辞めたいと思ったか分からない会社をやっと辞める

 

年明けから絶望するほど長く感じたのに

最後の3週間は記憶がないほど一瞬だった

 

 

1年半という短い間だったはずなのに、

大学の5年間よりもずっと長く感じた。

 

 

円満に辞めることができて、本当に頑張ったと思う

 

 

今日を待ち侘びていたはずなのに

 

まだ夢の中なのか、いまいち実感が湧かない

 

 

辛かった。

本当に辛かった。

 

何が辛かったかと言われると

 

先輩や上司と合わなかったとか

仕事量が多いとか

土日まで仕事の連絡が来るとかではなく

 

自分をうまく使えていないという感覚だった

 

シンプルに自分の得意が使う場面がなく

苦手な部分ばかり必要だった

 

できそうでできない

努力しても全く成果が出ない

 

なんでこんなに私は下手くそなんだろうと悔しくて悲しかった。

 

夢の中の”走っても走っても進まない”あの感覚

 

1年半、ずっと悪夢の中にいたようにすら感じる

 

でも、周りには恵まれていた

 

仲間がどんどん増えていって、

好きな人もたくさん増えた

 

 

気づけば好きな人だけで囲まれていて、私は幸せものだった

 

でも、私は辞めなければいけなかった

 

自分の尊厳のために

 

 

いつだってやりがいは内部から湧き出るものであると思うから

 

 

人はいつかいなくなる

 

でも自分の”楽しい”は死ぬまで私と添い遂げてくれるから

 

 

 

退職まで、こんなに温かい言葉をかけてくれる人達がいて

 

辞めないでと止めてくれる人達がいて

 

私は間違っていなかったのかもなとも思える

 

 

私だって寂しい

 

毎日一緒に夜中まで仕事して、

みんなで励まし合って支え合った

 

もはや青春だね、なんて笑い合った

 

仕事の内容は苦手だったけど、皆と頑張る時間は好きだった

 

1人の時間は泣いたり落ち込んでばかりしていたような期間だったのに

周りの人のおかげで笑うことができた

 

 

命の恩人だ

 

相変わらず本当に辛い時は誰にも会えなくて話せなかったけれど

 

 

でも、それでももういいんだと思う

 

それはそれで自分の強さだったりするかもしれないし

 

 

自分の苦手で1年半戦った

 

それは私の強さだ

 

 

これからは得意で戦う

 

辛いことなんてこれからも腐るほどあるだろうけど

 

 

体も心もボロボロでも私は立ち続けられた

 

この経験はきっと私の血となり肉となる

 

 

まだまだ私の人生はこれからだよね

 

絶対に勝つ!