遊備忘録

ここで泥を吐き出すことによって日常生活を保つことができます

折衷

 

 

今の私には社会人としての自覚がない

 

しょうがないと言えばしょうがないけれど、アルバイトの時から謙虚さ、感謝、尊敬が私には足りない。

甘えもある。

 

学生から今の会社に所属し、よく言えば自由、悪く言えば野放しな環境。

上下関係も厳しくはない。

厳しいのは実力主義だ。

 

実力主義がいい!と意気揚々と選んだ環境。

ただ、本当に厳しいのは上下関係よりも実力主義だということも知った。

 

「なんで教えてくれないのか?」

「いきなり振られてもやれるわけない」

というのは甘えだ。

 

これは自分でも厳しいと思う。

 

ただ、この態度はどういう人間になりたいかというビジョンが欠落しているように思った。

 

 

手取り足取り教えてくれる会社は嫌だと思ったのは自分じゃないか。

 

実力主義を選んだのも自分。

 

この会社に入りたいと思ったのも自分だ。

 

 

それを忘れて、誰も助けてくれないと嘆くのはお門違いだと今更気がついた。

 

 

今日の今日まで、この会社を一刻も早く辞めたいという気持ちに頭が征服されていた。

人の話を聞いても私の環境はブラックだと言われ、そうだそうだ!と会社のせいにしていた。

 

ただ、それは自分が選んだ道であるという自覚から目を背けながら。

 

 

私は何を目指してこの会社に入ったのか?

社会の歯車になりたくないと思って入った会社で率先して歯車になりたがっているのは自分ではないのか。

 

何かが違う、という感覚に襲われながら、でもひたすら逃げている。

 

はっきり感じた。

今の自分が大嫌いだと。

 

夢があることに逃げ道をつくり、

「でも私がやりたいことがこんなことじゃないから」

と現実と向き合うことから逃げている。

 

逃げることが大事。

 

そう思っている。

 

最低限の命を守る方法として持っておくことは必要だ。

それは事実だけれど、それを言い訳にしているのも事実だ。

 

 

本当に今のままでいいのだろうか。

 

毎日毎日嫌々仕事をやって、止まらない不平不満。

 

 

会社にとっても一緒に働いている人にだって悪影響だ。

 

今のままではいけない。

変わらなければ。

 

 

能動的に生きたい。

 

人任せではそろそろ許されない年齢なのだ。

 

 

夢を叶えるために、今の会社で踏ん張ることだって必要なのだろう。

 

 

一度、立派な社会人になってから夢のことをほざくようにしよう。

 

夢を言い訳にするのは夢に対して失礼だ。

 

期間だって決めたって気持ちは楽にならなかった。

 

 

今の私に必要なのは覚悟だ。