遊備忘録

ここで泥を吐き出すことによって日常生活を保つことができます

一進一退

 

 

常に正解か不正解か、どちらが正義か、本質は何か

 

物事を判断する上で”正しさ”を指標としてきた

 

正しいものが最善であると信じて疑わなかった

 

 

しかし本当にそうなのだろうか

 

「正直に生きる」という正義のせいで人を傷つけることだってある

 

 

綺麗事を並べて不信感を募らせることだってある

 

 

自分なりの正しさは相手にとっての毒にもなり得る

 

 

巻末の解答解説は付属していない

 

 

人間の意思疎通なんて夢のまた夢である

 

強いて言えば媒体として最も期待できるのは言葉である

 

言わなければ伝わらない

 

察してよ、は単なる暴力だ

 

自分のことをもっと考えて、と言う押し付けと甘え

 

言うのも言わないのも選択

 

けれどそこに相手への期待は含ませてはいけないのだろう

 

これが難しい

 

 

言わないとわかんないよ

 

言ってもわからないけれど。

 

 

 

人間関係の賞味期限

 

指の間から砂がこぼれ落ちていく感覚

 

 

確かなものが得られるのはいつの日なのだろうか

 

 

 

最近、本を読んでも同じ結論を得ることが多くなってきて食傷気味だ

 

何か新しい学びが欲しい

 

動画で本を3分程度で紹介するものも増えた

 

雑誌のサブスクも当たり前になった

 

けれどいつだって吸収率が高いのは自分の何かを失って得るものである

 

 

日々の手応えを得るために必死でもがいて生きた一月

 

生きる意味が分からなくなった二月

 

何もしていないのに何か忙しい三月

 

 

気づけば4月ももうそこにきている

 

 

時間の経過を感じるのは髪の長さくらいだ

 

もたもたしていられない

 

前に進まなければ。