頑張ろうと思う日がある
全て辞めてしまいたいと駆られる日がある
私たちは常に死ぬという選択肢以外で何かを選択して生きている
死にたいわけではない
暇も嫌だ
けれど日々に飽きてしまった
我慢が当たり前でわがままを言うことに憧れ、
もっと単純に生きたいと思うのにうまくいかない自分に苛立って
けれど自分は頑張っていると満足げに一日を終える
後悔を見なかったふりをして
自分だけを美化し続け
他者がどうやって生き延びているかが気になる
わたしたちが生きているのは奇跡だとも思うが必然だとも思う
死にたいと酒を浴び、死ななかったと後悔しまた酒を飲む
全てを忘れたい
余命10年を見た
病気の主人公にずるいと言われる男
それを謝罪するシーン
確かに正論だが死にたいと言う欲求を抱えた人間はそこまで素直だと思うなよとも感じた
一方通行の道をこれ以外間違いだと否定された気分だった
もう考えるのも疲れたが暇も欲しくない
全て丸めて捨ててしまいたいと願う4月。