遊備忘録

ここで泥を吐き出すことによって日常生活を保つことができます

 

人は何千という出会いがあるけれど

会う約束をするまでには高い壁がある

 

その中でも会い続ける人はほんの一握り

 

昨日まで仲良く話していたのに

突然もう2度と会わなくなったり

 

もう連絡も取らないだろうと忘れかけていた頃に

急に連絡がきたり

 

いつからか空いた心に蓋をして、そういうものだと流れに身を任せるようになった

 

 

『ずーーっと友達だよ!』なんて無邪気に、

でも本気で信じていた子供心に戻りたい

なんて思うこともある

 

 

私から見える人との関係はいつも儚くて

 

直接顔を見たことのない自分だけは一生付き合うことになる

 

その違和感を感じるのはいつからだろう

 

 

 

一年前、私は誘うという行為が苦手だとここで書いた

 

 

その時は断られるのが怖いのだ、と思っていたけれど

 

実は愛着を持ってしまうことに対して恐怖を覚えていたのかもしれない

 

 

何にも愛着を持たず、ふわふわと浮いていれば悲しみを享受することもない

 

そしてきっと喜びもない

 

 

傷だらけになれる人生の方が失うものも得るものも大きいのだろう

 

 

その覚悟を持って一瞬一瞬全力で大事な人と関われる人間になりたい

 

どれほど与えるこころが無駄になっても

強く優しい人間であれますように。