昔、自分の「好き」を知るためにはたくさん「嫌い」を知ることだ
と教えてもらったことがある
私は以前「大人とは何か」という話を書いた
まだその答えには辿り着いていないが
「幼さとは何か」について少し気がついたことがある
「幼さとは興味関心の方向が外側に向けられない状態」
だと思う
ここで重要なのは
・「内側に向いていること」ではない
・「向いていない」ではなく「向けられない」
という2点
これに辿り着いて、ようやくなぜ自分が幼いのかを納得できた
またこれによって年上でも幼さを感じる人もいれば逆も然り、と言った状況の説明が付く
自分が何様でそのジャッジを下しているのかと思っていたけれど、それも私の幼さの一部分である
だから傾聴のスキルがある人は大人だ、という結論にもなる
会話は一見キャッチボールをしているように見えるがどれも一方通行のことが多い
それが楽しいから仕方のないことではあるが、いざというときにできるかできないかは雲泥の差である
そしてだからこそ大人になるのは難しい
この「幼さ」に対する解釈は必要十分条件ではないが必要条件ではあると信じている
ではどうすれば興味関心が外側に向けられるようになるかという方法は模索中
早く大人になりたい。