遊備忘録

ここで泥を吐き出すことによって日常生活を保つことができます

溶けた外皮

生きるってなぜこんなにも難しいことなのだろう

 

周りを見渡せば、みんなここまでの難易度と戦っているようには見えない。

 

希死念慮と日々闘い、それをなんとか殺して今日を生き延びる

 

 

なのに次の朝はまた同じ姿で私の前に現れるのだ。

 

 

モグラ叩きのような日々に、疲れてもうその戦いに負けて自分が死ねないかと考えながら生きることはもはや生と呼べるのだろうか

 

 

疲れた、疲れてしまった

 

休みたい。休まなければ死んでしまうのに休めない情もクソもない現実。

 

ああどうか誰か私を殺して。

この死ぬまで止まらないタイマーを止めて。

 

こんなに狂っているのにその狂気を抑えて生きなければならない世の中は異常だ

 

狂っている。もう力が残っていない。

 

自分が死にたい時に自分を殺すエネルギーが残っていない

 

 

なんと情けない最期なのだ

 

 

この世の中で評価されるべきものだと自分が大切に温めているなま卵を

 

平気で踏み潰すような人間に囲まれて

 

私も気づいていないだけで平気で踏み潰しているのだろうという罪悪感に耐えられない

 

 

大事なものをぐちゃぐちゃに踏み潰されて、

残ったのは動きの悪い外皮のみ