遊備忘録

ここで泥を吐き出すことによって日常生活を保つことができます

怒り

 

私は思春期以降、人と喧嘩した事がない

 

家族とも友人とも万が一イラつくことはあってもそれを出さない事ができるという事が誇りだった

 

 

顔には出ても絶対言わないようにしていたつもりだった

 

 

いわゆるアンガーマネジメントができる側の人間だと信じて疑わなかった

 

しかし今日限りで前言撤回しなければならない

 

 

今日は朝からバイトをしていて、いつもなら軽く流せていたことに対してなぜかイラつきを感じてしまった

 

 

このままではいけないと思って一度リセットしに外へ出た

 

 

 

けれどなかなか怒りは0にはならず、そんな自分に落ち込んで不貞腐れたまま仕事を続けていた

 

 

しかし運悪く立て続けに嫌な事が続いてしまい、周りが見えなくなるくらいまで自分の感情がコントロールできなくなってしまった

 

 

何かに取り憑かれたのかというくらい怒りが湧き上がった

 

 

自分でもどうしていいかわからなくなり、怒りと困惑で自分でも怖くなった

 

 

そしてこの経験を通じていかに自分が幼いのか、いかに周りが見えていないのかを痛感した

 

 

自分を棚に上げて相手を責めたりすることのなんと多いことか

 

 

 

人に対する感謝を忘れて自分自分と信じられないほど傲慢だった

 

 

 

自分はどうしようもない人間なのかと消え入りそうなほど痛感した

 

 

 

私は人とは違うとか、精神年齢がどうとか、視野が広いとか狭いとか今まで自分が考えていたことのなんと幼稚なことか

 

 

怒りがおさまらない時、「こんな怒るなんて私じゃない」「私なのにどうして?」「人と比べて私は」なんて自分ばっかりの思考に陥ってしまった

 

どれほど自己を過信していたか、プライドの高さを突きつけられた

 

 

私は精神年齢が高いと思っていた自分自身が恥ずかしすぎて消え入りそうだ

 

 

そして自分の中にこんなにも激しい感情があったのかと驚きで動揺が収まらない

 

 

明日から普段通りに生活できるだろうか

 

 

また急に怒りに乗っ取られたりしないだろうか

 

 

あんな感情が自分に秘めていたなんて

 

 

これからまた起きたらどうしようかと思うと不安と恐怖すら感じる

 

とにかく明日一日切り替えてまた頑張ろう