あれがしたい、これがしたい、ああなりたい、こうだったらよかったのに
いつでもこんな妄想が私の頭の中を駆け巡る
飢餓感
この感情は成長には必要だと思う
けれど幸せには不必要である
勝手に理想と比較して飢えて、もがいて
この行いのおかげで(せいで)私は全力で生きてきたふりをしている
昔から頑張っているのか、頑張っているふりをしているのかわからなくなる
そして自分で自分の首を絞める
誰かに聞いてほしい、誰かに助けてほしい、誰かに認めてほしい、自分ではない誰かに。
だって自分には認められないから
けれど幸か不幸か今まで誰にも依存できなかった
迷惑をかけたくない、かけられないから
という理由はきっと二の次で
迷惑をかけるほど頼りたいという甘い夢は叶わなかった
という表現が正しい
だからいつでも人ではない何かに依存して生きてきた
考える隙間を埋めるほど大音量の音楽
頭でしゃべられないように文字を詰め込んだり
記憶を飛ばすほど飲む酒、その量に比例する煙草
本質から目を逸らせば逸らすほど罪悪感が積もる
こうやって文字に起こすのだって自意識過剰の結果
理解してほしい、けどされたくないこんがらがった自意識
小学生からこの性格は変わっていない気がする
後から見直して赤面するような幼稚な文章力と
それを分かっていてもやめられない自我の強さ
理想の自分ではなくって、自分の理想になりたい
2021/08/05